【片づけ考察】「子供のものを勝手に捨ててはダメ」について思うこと

現代はとてもスピードが速い時代ですね。
米大統領候補ドナルド・トランプ氏の
暗殺未遂事件のニュースは、
日本から遠く離れた国のことなのに
発生から数分で世界中に知れ渡りました。
(命が助かって本当によかったですね…。)

情報のスピードだけではなく、
物の流れだってとても早いです。
欲しいものをネットでポチれば、
すぐに家まで配達してくれます。

先日、夏用のソファカバーがいたんできたので
楽天でイブルのソファーパッドを買いました。
注文の翌日には届きました。
本当に早い!
便利な世の中になったもんですね。😄

こんなスピード時代の現代で必要になるのが
取捨選択のチカラです。

何が必要で、何が不要なのか。
自分のアタマで考えて
必要なものだけを選び取る力が重要です。

そうでないと、
情報過多、モノ過多に陥りやすいですね。
私もポチり過ぎには気をつけています。

テレビ周りとゲームの収納|100均のゲーム収納アイデアグッズが凄かった!

さて、この取捨選択のチカラについて、
みなさんは、こんな言葉を
聞いたことがあるでしょうか?

「子供のモノを親が勝手に捨ててはいけません」

と言われていることです。
そして、私もそれはその通り!と思います。

ただ最近、この「勝手に捨ててはいけない」
というフレーズが一人歩きして、
いつの間にか
「子供が捨てていいというまで放置すべき」
と捉えている親御さんも多い印象があります。

つまり、取捨選択のやり方を教えないまま
子供に丸投げしてしまっているのです。

その結果、何が起きているかというと、
子供は取捨選択のやり方がわからないので
必要なものを選びとることができず、
「ぜんぶ取っておく!」
という思考停止ワードで
その場をやり過ごそうとしてしまう。

そう、子供の「ぜんぶ取っておく!」は
取捨選択ができない現れなのです。
(大人の「ここにあるのは全部必要です」も同じです💦)
取捨選択をさせずに放置したまま、
親が物をどんどん買い与えたら
汚部屋への道まっしぐらは当然です。

では、いったいどうやったら
取捨選択のチカラをつけられるのでしょう?

取捨選択ができるようになるには?

子供に取捨選択をつけさせるには
どうすればいいかは、わりとシンプルです。

①定期的に、取捨選択の時間をつくること
②物の量を決めて、そこに収まる分を目指すこと

これを繰り返せばOKです。
最初はうまくできないかもしれませんが
徐々に選択するチカラがついていきます!

息子とお絵描きの紙の要る要らないをしている様子

大切なのは、親子でともに実践する回数です。
スポーツと同じ。数をこなして習得します。
なんどもやらないと上達しません。

なので、モノの取捨選択を年行事のひとつとして
例えば、6月と10月の衣替えの季節に衣服を、
夏休み、冬休みの時にオモチャや学用品を、
といった具合に、
暮しの中に取り組んでいきましょう。

そして、実践する際には、
物の量やスペースを親子で決め、
「子供のものはこのクローゼットに入れよう。」
「おもちゃはこの3箱分に入る量にしようね。」
「この引き出しに収まる分に服を減らそう。」
「本棚のこの段は君の本を入れていいよ。」
という具合に、そこに収まる量を目指すのです。

どのくらいの量・スペースにするかは
間取りや家族人数によって違いますが
子供が自室を管理できない年齢であれば
子供のものは親が一緒に片付けできる
リビングの一角のみにするのが吉ですね。

子供関連のものでも、
チャイルドシートやベビー寝具など、
大人が管理するなら別場所でももちろんOK。

そして、
冒頭の「親が勝手に捨ててはいけない」
という言葉が発動するのは、この後です。

場所と持ち物の量を決めたら
そこに収まっていれば、
何を残しても良い!

子供に選択の自由を与えます。

ゴミのように見えるものでも
高価なおもちゃより安物を選んでも
知育玩具より100均のネリケシを選んでも
スペースに収まっているのなら
何を残すかを決めるのは子供です。

もし、集中力が途切れたり、
選びきれずにスペースから溢れていたら
溢れた分はまた後日リトライです。
(可能であれば数日後に。)

こうやって回数をこなしていけば
子供は自然と、
全部とっておく!という思考から
選択するという思考が育っていきます。

まずは、親が背中を見せる

まぁ、そう簡単に言っても、
「手放すこと」にマイナスイメージしかない子供に
何度も取捨選択をさせるのは大変ですよね。。。

そして口が達者になってくると
「ママの物だっていっぱいあるじゃん」
となってきます(笑)
特に中高生になると、
もはや親がコントロールするのは不可能に近い。

そのような場合は、
親が自分の物の片付けを楽しむしかありません。
楽しむ、とまではいかなくても、
頑張って物を減らせば、こんなにスッキリできた!
という喜びや達成感、
部屋がキレイになっていく様を
親が背中で見せていくしかないのかな
と思っています。

「ママね、今日ここを片付けたんだよ。
こんなにスッキリしたんだよ、見てー!」
と素直に子供に見せていくのも効果的❤️

出張お片付けでママが頑張る姿を見て
キレイになった部屋を見て
後日、ご主人やお子様が自室を片付け始めた
というお話だって、結構あるんですよ!

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わからない!とお悩みのかたは
ぜひ、「収納」ばかりがメインではなく、
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ではでは👋

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