【整理収納のキホン】モノの整理で誤解しがちなポイント 〜 その2

片付けの現場でよく遭遇しがちな
モノの整理の時の
誤解しがちなポイントについて
3回にわたってお話しています。

第1回 収納から出さずに間引いている
第2回 出しているつもりが、まだ収納に入っている
第3回 わけるを細分化することだと思っている

今回は第2回目です。
お題は、「出しているつもりが、
まだ収納に入っている」です。

▼前回の記事はこちら

「出す」とは、モノを裸の状態にすること

前回の記事でモノの整理をするときは
必ず面倒くさがらずに全出ししてください
ということを書きました。

それに付け加える形で
私が毎回すべてのお客様に付け加えるのが
「収納ボックスや、仕分け用の箱や
袋に入れている場合は、そういう
収納グッズもひっくり返して
モノを出してください」
ということです。

ほとんどの方が、
何かしら自分で収納グッズを買われて
その中にモノをしまっています。
または仕分けのためのグッズを使っています。

100均のバスケットだったり
無印良品やニトリのボックスだったり
引出し式の小物入れだったり
紙袋や布製の袋だったり

で、モノを出してくださいと言っても、
クローゼットや押し入れから出しはしても
まだその収納グッズに入ったままの状態で
床に置く方が多いのです。

それでは、
まだ収納から出したとは言えない!
(厳しいかもしれないけどw)

経験上、既存の収納グッズのままだと
うまくいかないことが多いです。
なので現場では
中身のモノを取り出したら
使っていた収納グッズは、
目につきにくい別の場所に除けて
置いてしまいます。

 


(時にはこんな風に収納グッズの山ができる)

 

既存の収納グッズに入ったままだと
どうしてうまくいかないのでしょう?
私は、こんな理由があるからかなぁ、
と考えています。

理由① その収納グッズに入る量が適正量だと思ってしまう

1つ目は「減らす」のステップへの影響です。
収納アイテムに入る量が適正量だと
誤認識してしまうケースが生じるのです。

つまり、
「まだ入る」
「収まっているからいいだろう」
と感じて、本当の適正量を
考えなくなってしまうことがあるんです。

まだ現場経験が浅かった頃、
お客さまに整理をうながすと
「ここに収まるまでは減らしました」
と言われてしまうことが多々ありました。

収まるかどうかではなく
あなたの暮らしに本当に必要かどうか
考えてほしかった・・・。
モノと向き合って欲しかったのです。シュン🥺

 

現在の収納に変化を起こしたいのであれば
「この収納ボックスに入るから」という
収納グッズ軸ではなく、
本来の自分に必要な量=自分軸で
モノの取捨選択をし
もっと少なくても良いものは
入れ物自体も小さくしていく意識が必要ですね。

※モノによっては収納グッズの容量で
モノの量を決める(制限する)こともあります。
しかし、その場合も、
いったんすべてのモノを出し、仕分けして
他のモノの量も把握・検討した上で、
割り当てられるスペースを先に決めます。
そしてその後に、
スペースに見合ったグッズを選び直します。
なので、どちらにしろ、
モノは一度、裸ん坊にするんですよ😊

 

理由② その収納グッズが入る場所を定位置にしてしまう

うまくいかない理由2つ目は、
「しまう場所を決める」ステップでも
悪影響が出ること。

本来は、モノの定位置(しまう場所)は
ご自身やご家族の暮らしの動線や
使用頻度などで決めていきます。

ですが、この段階で
すでに既存の収納グッズに入っていると
「ここにおきたいんだけど、
この収納ケースだと入らない」
ということが発生することがあります。

 

そんな時に、
「入るケースに変えよう、しまい方を変えよう」
と考えられる方はいいのですが
お片付けが苦手な方の多くは
せっかく用意した収納グッズだからと
「入らないなら、別の場所に置こう」
になってしまうことが多いのです。💦

優先すべきは、
その収納グッズを使い続けることよりも、
あなたの暮らしの動線なのに!🥺

その結果、動線が悪い場所や
出し入れしにくい場所に置いてしまったり、
同じ種類でまとまるべきものが
「一方がこっちで、残りがあっち」のように
モノがあちこちに点在する原因に・・・。
(そして点在するモノの種類が多いほどカオスに!)

既存の収納グッズに入ったままやることで
適切な「しまう場所決め」に
悪影響を及ぼしてしまうこともあるので
モノの整理の段階で、
お手持ちの収納グッズは
除けておいた方がいいのです。

※除けておいた収納グッズをまた使うこともあります。

理由③それ自体が使いにくいことに気づきにくい

3つ目は、その収納グッズの不便さに
気づけないことがある点です。

例えば、洋服をかけるハンガー。
(ハンガーも、収納グッズの一つですよ!)

洋服がかかったままだと、
その洋服が「要る」と判断された場合
ハンガーもそのまま残されることが多いです。

でも、実際には
ツルツルと滑る、肩に変な跡がつく
他のハンガーに絡まる、曲がっている
みたいに、
使いにくいハンガーもありますよね。

ですので
モノの整理の「出す」の時に
洋服はハンガーから外し洋服だけで整理。
ハンガーもハンガーだけ集めて整理。
使いづらいハンガーは、手放すべきなのです。

 

横浜市南区 出張お片付けサポート クローゼットの整理収納

 

また、例えば、文房具収納。
SNSで見た収納上手さんの真似をして
扉収納の中に引出しを入れてみたけど
扉を開ける→引出しを開けるが面倒・・・

しかも大きさ的に入らない文房具が
横とか上とかにあふれている
あふれたモノは何に入れればいいですかー?😭

こんな時も、
既存の収納グッズに囚われている証拠。
あふれたモノに追加収納を考えるのではなく
文房具は引き出しから全部出して
文房具だけで整理。
引き出しは撤去。
残した文房具のサイズや量に見合った
使いやすい収納グッズを選び直すべきです。

 

人は変化を嫌う生き物ですからね。
昨日まで使っていたからこそ
ちょっとした不便にフタをして
使い続けてしまうもんです。
「使いづらい」に気づきやすくするために
一度、取り外してみるとよいのです。

(捨てろと言っているわけではなく、
他で活用できそうな収納グッズは
他で使ってあげたら良いと思います。)

まとめ

ということで、今回は
「出す時は、収納グッズに入ったままじゃだめ!
箱や袋から出して、モノを丸裸にしてね!」
という話でした。

ちなみに、購入時にセットになっている物や
細かくてバラける物まで丸裸にしろ
とは言いません。
作業効率を考えて、適宜まとめてもOK。🙆‍♀️
でも中身はしっかり見直しましょう。

 

 

さて、次回は、
「わける を細分化することだと思っている」
について書いていこうと思います。
コレ、実はとっても大切です。
むしろ、「減らす」より
こっちができていない方が多い印象があります。

お楽しみに〜〜!

ではでは👋