【オンラインお片付け事例】「モノの全出し」は、ただ出すだけじゃダメ!
現在ヘルニア療養中の私ですが、
オンラインお片付け相談は継続中です。
みなさん、順調に整ってきつつあります!
やっぱり、報告する相手がいるとか
宿題が出されているっていうのは
一人で取り組むよりはるかに
モチベが上がりますよね〜!😊
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さて、今日は
そのオンラインお片付け相談で
絶賛片付け中のお客様の事例をもとに
「全出し」の正しい方法について
ご紹介したいと思います。
「とりあえず、全部出したんですが…」
2階にある大きめの納戸を
片付ける宿題に取組み中のM様。
「とりあえず、納戸の中のものを
隣の空き部屋に全部出したんですが
どこから手をつければいいのでしょう…😂」
とLINEでご連絡が入りました。
送っていただいた写真で現状を確認すると
どうやら、「全出し」の方法が
中途半端だったようです。
実はこのような光景、
お一人での片付け作業では
アルアルなのです。
あなたの片付け作業中も、
こんな光景になっていないでしょうか?
実は、「モノの全出し」は
そのまま出すだけではNG!
なんです。
具体的にどうNGなのかというと、
・既存の収納ケースや箱にモノが入ったままで、中身が見えない(しかも積み重ねてしまっているから下のものはさらに見えない)
・出す時にモノを種類ごとに分けながら出していない
という点です。
せっかく頑張って作業してくださったのですが
現状だと箱ごと右から左に“移動“しただけ
になってしまっています…。
肝心の中身のモノが出されていないし
種類ごとに分けられてもいないのです。
正しい「全出し」の方法は?
つまり、正しい方法は、以下のとおりです。
❶ケースや箱に入っていたら、そこからも出す
(ケースはケースで1箇所にまとめておく)
❷モノは種類ごとに分類し、見えるように置く
最初からこれをしながら、
隣の部屋においていけばよかったのです。
そこで、M様には、もう一度正しい方法で
「出す&分ける」をしていただきました!
LINEで何度もセオリーを繰り返し唱える
<セオリーババァ>と化した私に、
根気強く耐えて作業してくださったM様💦
本当に頑張ってくださいました!
このように、上から写真を撮ったとき
グループごとに丸で囲むことができて、
それぞれの量がわかる状態になりました。
これが正しい「全出し」ができた状態です。
M様の場合、
中身のモノたちは、
大まかに分けると、7種類でした。
●紫…アートパネル
●ピンク…ホームリペア(壁紙、部品や板)
●青…取っておきたい空箱(電子機器、ブランド品)
●赤…季節飾り
●黄色…思い出(出産&夫婦のモノ)
●オレンジ…子供用品の部品
●緑…リビングで使うもの(おもちゃ、撮影小物、花瓶、カードゲーム)
緑のものは種類が別に感じられますが、
どれも1階のリビングで使うモノだったので
今回はこれを全部まとめて
<1階へ移動するモノ>としました。
(もちろん、1階ではそれぞれ別場所に収納します)
M様が頑張ってくださった結果、
実は、ここに収納すべきモノは
そんなに多くないことがわかりました。
一番場所を取っていたのは
大きな収納ケースたち。
そう、どうやら、
たくさんの空気を収納していたようです…😂
中のモノを収納ケースの呪縛から解放し
種類ごとに分けたからこそ判明した
「実はこんなに収納用品いらなかったね」
という事例でした!
こちらが、納戸のビフォー&アフター写真です。
下段左側にあった無印良品の
幅広の引き出し収納4段が、
まるまる不要になったので、
他の部屋で使い回すことにしましたよ!
全出しの目的は、モノの種類と量の把握
「全出し」は何のためにやるかというと、
自分が、何をどのくらい持っているか
モノの種類と量を「見える化」するためです。
そのためには、
既存の収納に入ったままでは意味がない。
❶既存の箱やケースからも出す
❷種類ごとに分けながら(まとめて)置く
この2つを必ず守って欲しいと思います!
自分で片付けようと思っても、
いつも右から左へ「移動」してるだけに
なってしまっている!という方は、
今回の記事を参考にしてみてね。
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