【片付け心理】モノに執着するときの「元を取りたい」と思う心理~コンコルド効果~

モノが手放せないという方にも
いろいろなパターンがいますが、
今日は
「元を取りたい」と思う心理について
執筆してみたいと思います。

コンコルド効果って知ってる?

最初にお金や時間を
費やしてしまったことで
これ以上今の状況を続けても
損失がでることをわかっていながら
「もとを取りたい」と感じて
行動を変えられない。

こういう心理的傾向を、
コンコルド効果」と言います。

(1960年代に開発されていた超音速旅客機コンコルド。採算が取れないことがわかっていながら、それまでに費やした経費や労力を無駄にしたくないと開発を続け、結果として開発会社が巨額の赤字を出し倒産したという商業的失敗からついた言葉。)

お片付けに当てはめて言うと、

買ったときは高かったけど
あまり着ていない服が
なかなか手放せないとかがそうかな?

持っていても、
いまは時代遅れで着れないとか、
なんだか着心地が良くないとか。
(あまり着なかったってことは、
何か理由があるんだよね。)

持ち続けても、
場所をとるし、部屋はスッキリしないし
虫干しの手間が増えたりと
自分にとって損失につながることが
分かっていながら、
「まだ元を取れていない」と思って
手放せないケースが当てはまりますね。

もちろん、この心理的現象は
誰の心の中でも起こること。

それ自体が特別悪いことじゃないけど、
一事が万事この調子じゃぁ
片づくものも片づかないんですよね。
ある程度のところで、
フンギリをつけていただかないと
過去ばかりに執着するだけで、
未来が明るくならないのです。

では、前を向いて、
明るい未来をつかむためのお片付けで
冷静な判断を取り戻すためには
どうすればいいでしょうか?

対処法① ゼロベース思考をする

コンコルド効果に
陥ってしまっているということは、
冷静で合理的な判断が
しにくくなっている状態、
つまり、混乱している状態です。

混乱してしまっているのですから、
一旦、頭をまっさらにして
ゼロにして考えてみるのが有効です。

まだ何もお金を払っていないと仮定して
もう一度考えてみるのです。

「今、お店でこの服と出会ったとしたら、またお金を払って買うかしら?」

過去に起きたことはゼロにする。

前を向いて、
これからの暮らしであなたに必要なものか、
または、
これからの暮らしを楽しくしてくれるかを
考えるようにしましょう。

対処法② 失敗を、悪いことだと捉えない

これは失敗ではない!
こんなはずじゃない!
ムダ買いをしたと思いたくない!

という、自分の失敗や否を認めたくない
と思う方もいるかもしれません。

「いつも、無駄なモノばかり買っている」
「そんな無駄遣いはしちゃダメだろ!」
など、
厳格な家族に、
自分の選択がいつも「無駄なモノ」と
言われてきた人に多いかもしれません。

人は、ムダだ ムダだ、と言われ続けると
自分の選択、自分の価値観、
自分の存在は無駄じゃないんだ!
という反発の承認欲求が強くなり、
「無駄じゃないもん!失敗じゃないもん!」
と失敗することに対して
意固地になってしまいがち。

そんな時は

「この服 買ったのは失敗だったな~、えへへ」
「でもいい勉強になった!」

と失敗したっていいんだ
と素直に失敗を認めてあげることも大切です。
失敗を経験のひとつとして
心の中で昇華してあげるのです。

電球を発明するまでに
一万回の実験に失敗したと言われる
トーマス・エジソンの言葉に、
「失敗ではない、うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ」
という言葉があります。

前向きで素敵な言葉ですよね。
人生にムダなことなんて
なにひとつないんですよね~。

対処法③ 第三者に冷静に判断してもらう

そうはいっても、自分ひとりで
コンコルド効果から抜けるのは難しい
というかたはぜひ、
他の人の力を借りてみましょう

ひとりで苦しむ必要はないのです!

できれば、過去の過程を知らない人に
判断してもらうとよいでしょう。
お子さまでも、ご主人でも、
片付けのプロに頼ってもいいと思います。

「客観的に見て、これ、どう思う?」

「お、いいじゃん💕」
と言われるか、
「ちょっと、似合わない…かな」
と言われるか。
似合わないと言われても、怒らないでね(笑)

コンコルド効果によって
自分では気づけなかったことを
教えてくれたことに感謝して
すなおに受け取りましょう。

第三者が見て似合わないというモノ…
それはもはや、
あなたを輝かせるモノではないのです。

対処法➃ 売るときの天秤にかけるもの

高かったモノの手放し方として
「売る」という方法もありますよね。

それ相応の値段で売れれば、
それで元は取りきった!と
感じられる方もいるかもしれません。

しかし、
その時にひとつ考えて欲しいことは
過去に支払った金額に
1円でも近づけようとして
売る手間や金額を考えないことです。
それこそ、コンコルド効果に陥っている証拠。

売るときは、
過去の事ではなく
これからその服を持ち続けることで
得られる対価
と比べること。

たいていの場合、
持っているだけで着ていない服というのは
今後も「得られる対価」はほとんどありません。

逆に、持ち続けることや
高く売ることにこだわることで
「失う対価」のほうが
時間的・経済的・空間的にも多いもの。

つまり売値は安くてもいいはずです。
むしろ、買い取ってくれるなら100円でも、
すぐに手放してしまったほうが
自分にとってはプラスになるはず。

その辺を頭の片隅に入れて
売る手間、売る金額を
天秤にかけてくださいね。

(メルカリやフリマに出す出す…と言い続けて、
モノを溜め続けているお客様、
けっこう多いんです😅)

さいごに・・・

今日は
「元を取りたい」と思ってしまう
コンコルド効果という心理現象について
お話ししてみました。

支払ってしまったお金は戻ってこないのに
「元を取りたい」と思ってしまう。
そのときの「もと」とは
あなたにとって、なんなんでしょうね?

片づけ心理、深いなぁ~~

 

ではでは👋

 

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